現役美容師おすすめのシャンプー成分
縮毛矯正後のシャンプーいつからOK?48時間後の理由は?当日の水洗いもダメ?



縮毛矯正後のシャンプーいつから大丈夫ですか?施術後24時間以内にシャンプーをしたら、縮毛矯正は取れますか?
「縮毛矯正したら、何時間シャンプーしちゃダメなの?」「すぐ洗うと効果が落ちるって本当?」
縮毛矯正をしたばかりのお客様から、こんな質問をよくいただきます。せっかく時間とお金をかけて手に入れたストレートヘア。できるだけ長持ちさせたいですよね。
実は、縮毛矯正後のシャンプーには「守るべきタイミング」があるんです!ここを間違えると、ストレートが取れやすくなったり、髪に負担がかかったりすることも…。
そこで今回は、美容師目線で「縮毛矯正後のシャンプーはいつからOKなのか?」について詳しく解説します!美しいストレートヘアをキープするための注意点もお伝えするので、ぜひチェックしてくださいね。
監修者


中村良太(オーナー中村)
2003年:大阪美容専門学校卒業
2001年〜2014年:府内美容室在籍
2014年8月:Hair Room Donico開業 美容師歴23年
▶▶ 美容師免許、管理美容師免許(美容師・管理美容師免許の概要)
著者


「Hair Room Donico」は、癒しと美しさを追求するヘアサロン。アットホームな空間で、経験豊富なスタイリストが丁寧なカウンセリングを行い、髪質やライフスタイルに合わせた施術をご提供。お客様が自分らしく輝けるスタイルを提案し、心地よい時間を提供します。
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なかむラボでは、以下の6つのポイントでシャンプーの比較検討を行っています。
▶洗浄力◀
マイクロスコープで中村がシャンプー前後の頭皮の汚れをチェックし、洗浄力の強弱を検証しています。
▶泡立ち具合(起泡力)◀
シャンプーモニターに中村がシャンプーを行い、泡立ち具合を確認しています。
▶頭皮のすっきり感◀
スキンチェッカーで頭皮に残る水分量と油分を確認し、シャンプーを流す際の泡切れ具合を中村が確認しています。
▶髪のきしみ具合◀
中村がタンパク変性テストで髪への負担を確認しつつ、モニターにドライ前の濡れた髪のきしみ具合を確認してもらっています。
▶香り◀
シャンプーモニターにシャンプー中とドライ後の香りを評価してもらっています。
▶髪のまとまり感◀
シャンプーモニターにドライ後の髪の質感やまとまり具合を評価してもらっています。
縮毛矯正後のシャンプーいつから?【48時間後が理想】


縮毛矯正は、髪をストレートにするために行うメニューです。還元剤を使って髪の結合を切り、それから酸化剤で切れた髪の結合を結びつけます。
この酸化反応が完全に終わるまで、24時間~48時間ほどかかります。
酸化反応が終わる前にシャンプーすると、タンパク質の結びつきが不完全なまま固まってしまい、矯正効果が長持ちしません。
湿気の多い場所や雨の日などはとくに気をつける必要があります。髪を濡らさないだけでなく、24時間以内のシャンプーやコンディショナーの使用も控えましょう。
縮毛矯正後のケアでは、髪に負担をかけずにしっかり保湿することが大切です。適切なシャンプーを使って髪を乾燥から守り、つややかでしなやかな髪を保つようにしましょう。



縮毛矯正をした後は、少なくとも24時間は髪を濡らさないようにしましょう。そして、髪の健康を守るために適切なケアを心がけましょう。
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縮毛矯正をきれいに維持するための豆知識3つ


美容師としての経験から、縮毛矯正を美しく長持ちさせるためのちょっとしたコツをご紹介します。
髪への優しさを忘れず、日常生活の中で簡単に取り入れられる豆知識を3つピックアップしました。これらを実践することで、あなたの髪もサロン帰りのようなツヤとなめらかさを長く保つことができます。
【縮毛矯正ケアの豆知識】
● 縮毛矯正した当日は「湿っていない状態でキープ」
● 縮毛矯正後は髪を結ばないで(2日後から結ぶのはOK)
● 高級アルコール系シャンプーは避けて
縮毛矯正した当日は「湿っていない状態でキープ」
縮毛矯正をした当日の夜は、髪を完全に乾かしてから寝ることが大切です。湿ったままで寝ると、縮毛矯正の効果が持続しにくくなります。
湿った髪は枕などで変なクセがつきやすく、さらに摩擦や圧力でダメージを受けやすいです。
まず、タオルで優しく押し当てるように水分を吸収させ、その後ドライヤーを使って髪を完全に乾かしましょう。ドライヤーは髪から適度な距離を保ち、根元から毛先に向けて風を当てることがポイント。
寝室の湿度も高すぎないように管理することも大切です。
縮毛矯正後は髪を結ばないで(2日後から結ぶのはOK)
一般的には、縮毛矯正後2日間は髪を結ばずにそのままにしておくことが望ましいとされています。
この期間は、髪の形状が安定し、縮毛矯正が定着するために必要な時間です。とくに薬剤や髪質によっては、縮毛矯正が完全に定着していない場合もあります。
2日間ほど空けたら、髪の毛を結んでも縮毛矯正の効果が安定しているため、跡が残りにくくなります。



細いゴムで強く結んだり、長時間髪を結んでしまうと、1週間経過していても跡がつく可能性があります。そのため、心配な方は太いヘアゴムやシュシュなどを使用して、髪をふんわりと結ぶことをおすすめします。
高級アルコール系シャンプーは避けて
\高級アルコール系は汚れと一緒に、必要な脂も取っちゃうことも…/


「洗浄力が強くてさっぱりした洗い心地が特徴」の高級アルコール系シャンプーを好んで使う人も多いですが、縮毛矯正後に使用するのはダメ。
高級アルコール系シャンプーは汚れなどと一緒に、必要な油分や水分まで取ってしまうので髪がどんどんパサつくことになり、縮毛矯正が長持ちしなくなってしまいます。
縮毛矯正後のシャンプー方法の重要ポイント


矯正をしたばかりの髪は、ていねいなケアが必要で、実はその方法がキーポイント。無造作にシャンプーするだけじゃなく、ちゃんとした方法でケアをすることが大切なんです。
でも、縮毛矯正後のシャンプー方法がわからない人多いですよね。とくに、初めて矯正をした人たちは、どうすればいいのか迷ってしまうことでしょう。
そこで、縮毛矯正後のシャンプーの重要なポイントをガッチリお伝えします。ポイントは以下の通り。
【シャンプー時の重要ポイント】
● 予洗いは時間をかけてていねいに
● シャンプー剤をつけすぎない
● 「すすぎ」は洗う時よりも時間をかけて
● 雑に乾かさないで!ブローもていねいに
予洗いは時間をかけてていねいに
十分に髪の予洗いができていないと、シャンプー時に摩擦が生じて髪が傷みます。
シャンプー時の摩擦で髪が傷めば、縮毛矯正の持ちも悪くなってしまうので、予洗いはしっかりていねいに行いましょう。
ポイントは、「頭皮から毛先に向かって汚れを洗い流すようなイメージでお湯を流す」です。
シャンプー剤をつけすぎない
『泡立ちが悪い』といって、大量のシャンプーを使用する人がいますが、あれもNG。大量のシャンプーの使用は、髪を傷める原因となります。
泡立ちが悪いのは、水分量が少ないか、上手く泡立てられていないから。手のひらでしっかり水分を含ませ、泡立ててから使いましょう。
「すすぎ」は洗う時よりも時間をかけて
縮毛矯正後のヘアケア、シャンプーはもちろん大切ですが、実は**「すすぎ」の方がもっと重要**かもしれません。シャンプーのすすぎ残しは、頭皮と髪に大きな負担をかけてしまい、縮毛矯正のもちを悪くします。
洗い流す時には、シャンプーよりも長い時間をかけて、髪と頭皮のすみずみまでしっかりとケアしましょう。この一手間が、トリートメントの効果を最大限に引き出し、縮毛矯正の美しさを長持ちさせる秘訣です。



すすぎの時間は、「洗っている時間の1.5倍」のイメージです。
雑に乾かさないで!ブローもていねいに
ドライヤーの風は、“上から下”をイメージして、ていねいに地肌から乾かしていきましょう。気を付けるべきは、以下の2点。
・ 乾かし過ぎると“オーバードライ”で傷むので、8割乾燥を目指す
・ 耳に髪をかけるとクセがつくので、気を付ける
縮毛矯正を長持ちさせる市販シャンプーの選び方





縮毛矯正用におすすめのシャンプーって、どうやって選べばいいの??
美容師目線で、“縮毛矯正した人に向いているおすすめシャンプー”の選び方のポイントをお伝えします。
それは以下の3つ。
● 縮毛矯正後の髪に負担のないマイルドな成分でていねいに洗う
● 髪が潤う内部補修成分配合のものを選ぶ
● ノンシリコンの有無を確認する
負担のない成分


縮毛矯正をした後のシャンプーは、髪や頭皮にストレスを与えない、マイルドな洗浄成分を配合したシャンプーがおすすめ。
現在アミノ酸系、ベタイン系、タウリン系、タンパク質系など、刺激の少ないマイルドな洗浄成分を配合したシャンプーが多く発売されています。
それらのマイルドな洗浄成分について、すこし深掘りしていきます。
アミノ酸系洗浄成分


アミノ酸系の洗浄成分は、刺激が少なく、髪に優しいシャンプーのほとんどに使用されています。
縮毛矯正用シャンプーとして販売されているアミノ酸系シャンプーは、適度な洗浄力があり、髪や頭皮への刺激が少なく、自然なツヤが出やすいのが特徴です。
ベタイン系成分


ベタイン系の洗浄成分を使用したシャンプーは、洗浄力が低く、髪や頭皮への刺激が強いのが特徴です。
ベタインはベビーシャンプーにも使用されており、“縮毛矯正後になるべく髪や頭皮に刺激の少ないシャンプーを使用したい方”におすすめです。
タウリン系成分
タウリン系の成分は、適度な洗浄力と低刺激性が特徴。
タウリン系のシャンプーは、価格が高い傾向にありますが、“縮毛矯正後の髪をケアしながら洗浄力を維持したい方”におすすめです。
タンパク質系洗浄成分
縮毛矯正で傷んだ髪に使うシャンプーを選ぶのなら、シルクやコラーゲンなど、タンパク質系の洗浄成分が入ったものがおすすめです。
また、“トリートメント感覚で洗えるシャンプー”と呼ばれる製品にも、タンパク質系の成分が使われることが多々あります。
内部補修成分


縮毛矯正でダメージを受けた髪用のシャンプーには、加水分解ケラチンやセラミドなどの内部補修成分が配合されていることがあります。
どういった性能があるのかと言うと…
加水分解ケラチン → 髪に付着して傷んだ部分を補修する
セラミド → 乾燥した髪を細胞から保湿する
縮毛矯正をした後の髪は、内部に激しいダメージを負っているので、内部補修成分が入っているものを使用することをおすすめします。
ノンシリコンかを確認


シャンプーに含まれるシリコンは、髪の手ざわりをなめらかにする効果がある反面、頭皮に残っているとフケやかゆみの原因になります。
ノンシリコンシャンプーの多くは、きしみを防ぐために保湿成分を強化していますが、それでも多少のきしみが発生します。
縮毛矯正用のシャンプーを選ぶ際には、きしみを極力避けたい方はシリコン入りシャンプーを、頭皮ケアを考慮したい方はノンシリコンシャンプーをおすすめします。



あなたが求める効果によって、選び分けしないといけないよ♪
縮毛矯正後のシャンプーについてよくある質問


縮毛矯正は、くせ毛を抑制し美しいストレートヘアを手に入れるための技術として多くの人々に選ばれています。そして、縮毛矯正後のケアは非常に重要で、とくにシャンプーの選択や使用方法には注意が必要。
シャンプーの選び方や使い方が適切であれば、矯正の効果を長持ちさせ、髪を健康に保つことが可能です。その一方で、間違った選択をすると髪にダメージを与える可能性もあります。
このセクションでは、縮毛矯正後のシャンプーに関するよくある質問に対する答えを提供します。これらの質問と答えを通じて、あなたのヘアケアに役立つ情報を得られることを願っています。
縮毛矯正した当日の水洗いは大丈夫?
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お湯で濡らすのも基本的にはダメ。
頭を洗うことを想定して「シャンプー」と言ってるだけです。
よほどの理由がない限り、髪を濡らすことは避けましょう。 縮毛矯正後48時間はシャンプーしちゃいけない?耳かけはいつから?
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10年ほど前の縮毛矯正は「施術後48時間濡らさないように」と言われていましたが、ここ数年は定着液(2液)の質も上がり、気をつけるのはかけた当日だけで大丈夫です。
とはいえ、美容室によって使う薬剤が違うので、一応美容師さんのいう事を聞いていた方が無難かもしれません。
他に気をつけるべきヘアケアについては、アウトバスなどを上手く使って、髪の乾燥をできるだけ回避することですね。
縮毛矯正後の髪は、水分コントロールが難しくなっていて、うっかりするとバサバサになりがちです。
そうなるとせっかくキレイになったストレートヘアのもちが悪くなっちゃいます。 縮毛矯正した翌日の朝にシャンプーしたらクセが出てきたけど?
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「翌日の朝」とありますが、施術後24時間以上が経っていないのであれば、「酸化」が足りておらず定着しきっていなかったのかもしれません。施術後24時間~48時間の間はできるだけ髪を濡らさずに、空気にさらしておきましょう。
縮毛矯正した日の12時間以内にシャンプーしてしまったけど大丈夫?
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できればシャンプーしない方が良いですが、やってしまったらしかたありませんね。
できるだけブラシで真っすぐにしながら、すぐに乾かして下さい。
おそらくクセがめちゃくちゃ出てくることは無いかと思います。
24時間以上空気酸化させてからシャンプーするのが基本なので覚えておきましょう。
縮毛矯正後のシャンプーは48時間後が理想:まとめ


縮毛矯正をした髪は、施術直後が最もデリケートな状態です。
薬剤によって髪の内部構造が変化し、完全に定着するまでに約48時間かかるため、その間にシャンプーをすると形が崩れる可能性があります。
また、水分や摩擦によるダメージを防ぐためにも、最初の2日間はできるだけ髪を濡らさず、結んだり耳にかけたりするのも避けるのが理想です。
48時間経過後は、アミノ酸系シャンプーやクリームシャンプーなど、優しく洗えるタイプを選び、トリートメントやオイルで保湿ケアを徹底しましょう。
縮毛矯正後の正しいケアを続けることで、ストレートの持続力が高まり、指通りのよい美しい髪をキープできます。
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