シャンプーに何分かけるのが正解ですか?長時間シャンプーするのも髪が傷むと聞きました。何分間シャンプーするのが正解なのかを教えてください。
「シャンプーって、何分くらいかけるのが正しいんですか?」
美容師として、この質問をされることは少なくありません。実は、シャンプーの時間が長すぎても短すぎても、頭皮や髪に良くないことをご存知でしょうか?
例えば、しっかりと髪を濡らして汚れを浮かせるプレシャンプーや、泡を使った丁寧な頭皮マッサージを含めて、シャンプー全体にかける時間の目安は5~7分程度が理想です。
この記事では、美容師目線でシャンプーにかけるべき適切な時間と、その間にやるべきことについて詳しく解説します。正しいケアで、頭皮も髪も健康に保ちましょう!
✔本記事のテーマ
2001年〜2014年:府内美容室在籍
2014年8月:Hair Room Donico開業 美容師歴23年
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「Hair Room Donico」は、癒しと美しさを追求するヘアサロン。アットホームな空間で、経験豊富なスタイリストが丁寧なカウンセリングを行い、髪質やライフスタイルに合わせた施術をご提供。お客様が自分らしく輝けるスタイルを提案し、心地よい時間を提供します。
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シャンプーにかける時間の理想は9分【実態は男女ともに平均3分程度】
シャンプーは、ヘアケアの中でも最も頻繁に行う行為の一つです。
しかし、実際に家庭で行うシャンプーの平均時間は、たったの50秒程度と言われています。これに比べ、美容室や理容室では10〜15分程度の時間をかけてシャンプーをしています。
たしかに。時間の差があるね?
シャンプーは、髪や頭皮の健康を保つために適切な時間をかけて行うことが大切です。
シャンプーをする際には、手に適量をとり、髪全体に均等につけてから指の腹を使って優しく洗います。頭皮に泡をのせ、指の腹でやさしくマッサージするようにして、5分間洗うことをおすすめします。
このように時間をかけて洗うことで、しっかりと汚れを落とすことができます。
そして、シャンプー前と後のすすぎが重要なポイントです。
シャンプー後は、十分な水で洗い流すことが必要です。すすぎ残しは頭皮や髪に負担をかけ、かゆみやフケなどのトラブルの原因となることもあります。
シャンプーを使う際には、適量を使って優しく洗い、「十分なすすぎ」を心がけることが大切だね。
シャンプーに適切な時間をかけ、しっかりと汚れを落とし、十分なすすぎを心がけることで、髪や頭皮の健康を保ち、美しい髪を手に入れることができます。
ぜひ、シャンプーの時間を見直してみてください。
予洗い2〜3分(髪の8〜9割の汚れが落ちる)
シャンプー前のすすぎには何分程度時間をかけていますか?髪の毛や頭皮をしっかりと洗いたい場合、予洗いが非常に重要なポイントとなります。
なぜなら、シャンプー前の予洗いで汚れの8〜9割は取れてしまうからです。
つまり、汚れを落とすという意味では、シャンプーは補助的な役割を果たしているのです。ですので、シャンプー前にはしっかりとすすぎを行い、汚れを取り除くことを意識してみてください。
スタイリング剤をコテコテにつけた場合は5分はかける
髪にワックスやスタイリングオイル、スプレーなどを使用している場合ありますよね。
そんな時は、シャンプー前に容器のラベルに記載された使用方法に従って、適量を手に取り、髪全体にしっかりと塗布してください。
その後、お湯でしっかりとすすぎ洗いし、髪に付着している汚れや余分な油分を落とすことが大切です。
シャンプー剤を使用する前にしっかりと濯いでおくことで、泡立ちも良くなり、髪をより効果的に洗浄することができます。
泡立ちが悪いからといって、何度もシャンプー剤を使って洗わないで!頭皮と髪が乾燥するよ。泡立ちが悪い場合は、髪をしっかりと濡らし、シャンプー剤をよく泡立てて洗おう。過度な洗髪は悪影響だから、正しい方法で洗うことが大切だよ。
指の腹でマッサージ3~5分(しっかり泡立てて髪の摩擦を予防)
シャンプーする際のポイントは、泡立ちです。泡が立つことで、髪の摩擦を減らし、ダメージを予防することができます。
また、泡が汚れを浮かせて取り除きやすくしてくれます。洗いすぎは頭皮と髪の乾燥を招くので、泡立てたシャンプーをしっかりと洗い流すことが大切です。
シャンプーをする際のポイントは、指の腹で洗うこと。爪を使って洗うと頭皮を傷つけてしまい、痛みやかゆみの原因となるよ。指の腹で優しくマッサージするように洗えば、頭皮を傷つけずに髪の汚れを落とすことができる♪
最後のすすぎ2〜3分(流し残しは頭皮トラブルやニオイの元に)
しっかりとすすぎをしないと、シャンプー剤が残ってニオイの原因になったり、髪の乾きが悪くなることがあります。
美容師として働く私は、家族の髪の毛を乾かすこともあるのですが、シャンプーのすすぎが雑だとなかなか乾かないので、すぐにすすぎ残しが分かっちゃいます。
すすぎはめんどくさく感じるけど。1番お金がかからない方法で、髪の毛や頭皮のコンディションを整えることができるんだね。
一日に何度もシャンプーすべきでない理由【朝シャンは禁止!?】
夜と朝両方にしっかりシャンプーする方がいるかもしれませんが、これはNGです。シャンプーは夜に一回だけにしてください。
シャンプーをすると、頭皮の汚れや皮脂が落ちて清潔な状態になりますが、同時に頭皮を守るバリアとしての皮脂も一時的に失われます。この状態で外出すると、紫外線や空気中の汚れなど外部からの刺激を直接受けやすくなり、頭皮に負担をかける可能性も。
また、朝の時間が限られている中で髪を乾かす時間が不十分だと、濡れた髪のまま外出することになり、髪が紫外線や摩擦で傷みやすくなります。濡れた髪はキューティクルが開いた状態で外部の影響を受けやすいため、枝毛や切れ毛、パサつきの原因にもつながります。
さらに、皮脂を落としすぎた頭皮は防御反応として過剰に皮脂を分泌しやすくなり、結果的にベタつきや臭いを引き起こすこともあります。
一方、夜にシャンプーをすることで、その日の汗や汚れをしっかり落とし、清潔な状態で眠ることができます。このタイミングで頭皮をケアすることで、頭皮の新陳代謝を促進し、健康な髪の成長をサポートする効果が期待できます。
シャンプーした後は、バリアが無い状態になるんだね。
朝はシャワーだけですまそう
汗のニオイが気になる場合は、シャワーだけで十分です。短時間で全身を流し、寝汗を軽く流す程度が理想的です。
ただし、夏場で髪の毛が絡まりやすい女性は、朝シャワーがおすすめです。汗はアルカリ性の液体なので、髪の毛に付着するとキューティクルが開いて絡まりやすくなります。
朝シャワーで汗を流すだけで改善することがあります。ただし、シャンプーまでする必要はありません。
軽くシャワーを浴びるだけで十分なんだね。
昼夜逆転生活をしている人は朝シャンもOK
先に述べたように、朝シャンプーは頭皮の健康にはあまり良くないことが分かっています。しかし、生活リズムが夜勤や夜働きの場合は外的な刺激を受けないので、朝シャンプーしても問題はありません。
とくに首周りの髪の毛が絡まりやすく、清潔感を保ちたい方にとっては、朝シャンプーは必要な場合もあります。ただし、夜勤や夜働きをされていない場合は、夜シャンプーをすることがおすすめです。
シャンプーをすることで頭皮の皮脂を取り過ぎてしまい、頭皮の健康に悪影響を与えることになります。しっかりとした睡眠を取り、朝は髪を洗わずにシャワーだけで汗を流す程度にすることが、頭皮や髪の健康にとっても良いとされています。
シャンプーのタイミングが重要【皮脂汚れを落としたい人は要チェック】
頭皮の皮脂をしっかり落としたいがゆえに、スキャルプシャンプーを毎日使用したり頻繁に使用する方がいらっしゃいます。
スキャルプシャンプーは洗浄力が強く、過度な使用によって頭皮を過剰に洗いすぎることがあるため、あまりおすすめしません。
適度な使用頻度と量を守り、頭皮と髪の健康を守りましょう。
湯船にしっかり浸かると皮脂が落ちやすくなる
頭皮の毛穴に溜まった皮脂をしっかりと取りたい場合は、湯船にしっかりと浸かった後にシャンプーをすると効果的です。
湯船に浸かることで身体が温まり、頭皮の皮脂が柔らかくなり、シャンプーで効果的に取り除くことができます。
頭皮の毛穴周辺に溜まりやすい皮脂を落とすには、この方法が簡単かつ効果的♪
トレーニング後は皮脂を取る絶好のチャンス
女性がスポーツジムに通っている場合、トレーニング後にシャワーやお風呂に入ることありますよね。トレーニング中に身体が暖まり、汗をかくことで毛穴が開き、皮脂汚れを取るのに最適な状態になります。
この時、スポーツジムにあるシャンプーやボディソープを使用して、汚れをしっかり落としてください。とくに、皮脂が気になる女性は、この機会を逃さずに利用すると良いでしょう。
シャンプーの過剰使用は頭皮の乾燥やダメージの原因となるため、適度な使用量と回数に注意することが大切だよ。
シャンプーに時間かけすぎは逆効果
シャンプーの基本的な目的は、頭皮と髪から汚れや余分な皮脂を取り除くこと。シャンプーに適切な時間を使うことで、頭皮を健康に保ち、髪を清潔に保つことができます。
しかし、時間をかけすぎてしまうと、必要な皮脂まで除去してしまう恐れが。皮脂は頭皮と髪の健康を保つために不可欠なもので、乾燥を防ぎ、髪を柔らかく保つ役割を果たしています。
シャンプーをしすぎると、必要な皮脂を取り除き、頭皮を乾燥させてしまい、フケ、赤み、敏感な頭皮などの問題を引き起こす可能性があります。また、髪の乾燥は髪を硬く、脆く、またはもつれやすくする可能性があります。
シャンプーをする際は、適度な時間をかけ、頭皮と髪を優しくマッサージすることが重要です。そして、シャンプー後は必ずリンスやコンディショナーを使って髪の保湿をすることが大切です。
美髪と健康的な頭皮を手に入れる!意識すべき重要ポイント2つ
美しい髪と健康的な頭皮を手に入れるには、「シャンプーの洗い方」や使う「シャンプーの選び方」が重要ですが、それだけではありません。
今回は、意識すべき2つの重要ポイントを紹介します。
これらを実践することで、髪のツヤやボリューム、頭皮の健康状態が改善し、美髪を手に入れることができます。
すすぎはていねいにしっかりと
髪や頭皮の健康を保つためには、シャンプー後のすすぎが非常に重要です。
シャンプー剤を十分にすすぎきれていないと、頭皮や髪に残留したままの化学物質が敏感肌やアレルギー反応、さらには髪のダメージの原因となります。
また、すすぎを怠っていると、頭皮や髪に残留したシャンプー剤が雑菌の温床となり、かゆみや脂漏性皮膚炎の原因にもなります。
すすぎは十分に行うことが必要で、シャワーヘッドを使って頭皮や髪についたシャンプー剤をしっかり洗い流すことが大切。
また、すすぎが不十分だと、髪がベタついたり、頭皮のかゆみが起きたりすることもあるため、しっかりとすすいでください。
シャンプー後のすすぎが十分に行われているかどうかを確認する方法としては、髪や頭皮がつるつるしているか、指で頭皮を軽く押しても違和感がないか、頭皮が引っ張られたりするような感覚がないか、ということが挙げられます。
マイルドな洗浄力のシャンプーを使用する
マイルドな洗浄力のシャンプーを使用することは、頭皮や髪の健康を保つ上で非常に重要です。
一般的なシャンプーに含まれる洗浄成分は、油分を強力に落とすため、頭皮の自然な皮脂や保湿成分も一緒に落としてしまいます。
そのため、頭皮が乾燥してかゆみやフケの原因になったり、髪が傷んでパサついたりすることがあります。
一方で、マイルドな洗浄力のシャンプーは、髪や頭皮に必要な成分を残しながら、汚れや余分な油分を落とすことができます。
頭皮を優しく洗浄することで、頭皮の健康を維持し、髪もしっとりとした状態を保つことができるよ。
また、マイルドな洗浄力のシャンプーは、敏感肌の方でも使いやすいという特徴もあります。綺麗な髪や頭皮を保つためには、適切な洗浄力のシャンプーを選ぶことが大切です。
マイルドな洗浄力のシャンプーを使用することで、健康的な髪と頭皮を保ち、美しい髪を手に入れることができます。
シャンプー時間についてよくある質問
シャンプーという日常的な行為が、実は頭皮と髪の健康に大きな影響を与えていることはご存知でしょう。
とくに、シャンプーの時間については、適切な長さが何分であるべきか、長すぎるとどのような影響があるのか、など様々な疑問が存在します。
そこで、次に「シャンプー時間についてのよくある質問」について詳しく解説します。
シャンプーの時間をどれくらいに設定すべきなのか、時間をかけすぎるとどんな逆効果があるのかなど、あなたが知りたいと思っていることを明確に答えていきます。
これを読むことで、より健康的な頭皮と髪を保つためのシャンプー法を身につけることができます。
シャンプー時間とはげに相関関係は?
- シャンプー時間がはげに影響する?
- シャンプーの使用時間が脱毛や薄毛(はげ)に影響を及ぼすという直接的な科学的な証拠は、現在のところ存在しないと言えます。
ただし、シャンプーの使用方法や選択は頭皮の健康に影響を及ぼす可能性があります。例えば、特定の化学物質に対してアレルギー反応を示す人は、その成分が含まれるシャンプーを使うと頭皮に炎症を起こすことがあります。このような炎症は毛髪の成長に影響を及ぼし、脱毛を引き起こす可能性も。
また、シャンプーを適切にすすぎ落とさないと、シャンプーの残留物が毛穴を塞ぎ、毛髪の成長を阻害する可能性もあります。
一般的に、シャンプーは頭皮と髪を清潔に保つために必要ですが、適切な使用法と適切な選択が重要です。
男性のシャンプーのすすぎ時間はどれくらい?
- 男性におすすめのシャンプー洗い流し時間は?
- シャンプーのすすぎ時間はとくに決まっていませんが、一般的には、1分から3分程度の時間を取ることが推奨されます。
シャンプーが頭皮から完全に洗い流されているかどうかを確認するには、頭皮をマッサージするようにゆっくりと指をすべらせてください。もし頭皮がスムーズに動かない場合は、シャンプーが残っている可能性があります。
シャンプーの成分が頭皮に残ると、頭皮が刺激されて炎症やかゆみを引き起こすことがあるので、シャンプーはきちんと洗い流すことが大切です。
シャンプーのすすぎすぎでどんなリスクがある?
- シャンプーを過度にすすぐことの潜在的リスクとは?
- シャンプーを適切にすすぐことは重要ですが、逆にすすぎすぎるということによるリスクは一般的にはあまり考えられません。
しかし、頭皮を強くこすったり、長時間洗い続けたりすると、頭皮を乾燥させたり、自然な油分を取りすぎてしまったりする可能性があります。これにより頭皮が過度に乾燥し、かゆみやフケ、頭皮の炎症を引き起こす可能性があります。
また、シャンプーのすすぎを長時間行うことは、水を過度に消費するという観点からエコロジー的な視点で問題となることがあります。
美容院のシャンプーが時間が長い理由は?
- なぜ美容院のシャンプー時間は長いのか?
- ヘアカラーの後に行う、美容室でのシャンプーは、しっかりとすすぎやシャンプーを行わなければなりません。
薬剤が残留すると頭皮がかゆくなったり、髪の毛が傷んでしまうため、ていねいに取り除く必要があります。
また、シャンプーブースにいる時間は、気持ちよさの提供の時間でもあるため、時間が長く感じることもあります。
このように、薬剤の残留を防ぐためと気持ちよさを提供するため、美容室のシャンプータイムは長くなる傾向にあります。
シャンプーに何分かける?すすぎは?ハゲと洗髪時間の相関関係を美容師が解説:まとめ
シャンプーを行う時間は、指の腹で5分間、力を入れずにマッサージするように洗えば十分です。
汚れが気になる場合は、まずはすすぎを優先することが大切です。
シャンプー前のすすぎとシャンプー後のすすぎともに、3分程度を目安にしっかりとすすいであげることで、汚れやニオイを効果的に取り除くことができます。
マイルドな洗浄力のシャンプーを選ぶこともポイントです。
すすぎに十分な時間をかけ、シャンプーを補助的な役割として行うことが美しい髪や頭皮のために大切なことです。